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2011/01/04

初コンサートは、弦楽おせち

2011年初コンサートは、1月3日、ミューザ川崎コンサートホールで、東響弦楽メンバーによる
「MUSAニューイヤーコンサート2011 初春”弦楽”おせち料理」と銘打ったコンサートでした。
コンサートマスターの大谷康子さんのプロデュースによる、おせちのように、いろいろな弦楽アンサンブルを
散りばめた、ごちそうです。
曲目は多岐にわたっているので、下記に列記しておきました。
収穫だったのは、ヴィヴァルディ(1678~1741)の調和の霊感作品3(1711年作曲・出版)から4つのヴァイオリンと、2つのヴァイオリン協奏曲ヴィヴァルディは決して、簡単に弾ける音楽ではなくて、伶俐な刃物が、ぴかっと光るかのような、硬質な美しさを感じるものだなと78思ったこと。ヴィヴァルディと、ロッシーニ(1792~1868・vcとcbのための二重奏曲1824作曲)を続けて聴くと、両者は113年も作曲年第が異なるのに、むしろ、共通点があると思ったこと、つまりは、イタリアン・ファッションのような、細身のスタイリッシュなところがとても似ていると思いました。

 後半は、弦楽アンサンブルによる、グリーグのホルベルク組曲、芥川の弦楽のための3楽章、ドヴォルザーク、チャイコフスキーの弦楽セレナードをいっぺんに演奏したことが、出色でした。、これらの曲は、自分でもオーケストラで、弾いたことがあるのですが、まず、席を片付けて、奏者たちが、チェロを除いて、立って演奏したことです。演奏者たちが、指揮者なしだと、かごから放たれた小鳥のように、とても、素敵に自由闊達に、音が、客席に飛び込んできました。
 指揮者がいると、全体がまとまりやすく、細かなニュアンスもよく出してくれる、けれど、奏者のもともともっている音楽性が、どこか押さえられているというところを、今回、指揮者なしのコンサートで、強く思いました。
芥川也寸志の「弦楽のための三楽章」は、ショスタコーヴィチを意識した曲で、指揮者なしの能動的な奏者の姿勢がよくでて、とてもよかったです。グリーグ、ドヴォルザーク、チャイコフスキーの弦楽セレナードは、弦楽器奏者の室内オーケストラにとってとても大切な曲ですが、プロの奏者たちは、弦楽アンサンブルになると、意志の統一と、音楽の方向性を決めると、がぜん魅力を発揮してくれると思いました。このような指揮者なしというのは、プロ奏者たちの日頃から思い描いている気持ちが、ストレートに音に、出てきていました。

Gengakuoseti

【曲 目】
ヴィヴァルディ:四つのヴァイオリンのための協奏曲 RV580
(ヴァイオリン:廣岡克隆、小林亮子、清水泰明、坂井みどり チェンバロ:広沢麻美)
ヴィヴァルディ:二つのヴァイオリンのための協奏曲 RV522
(ヴァイオリン:木村正貴、福留史紘 チェンバロ:広沢麻美)
ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲
(チェロ:西谷牧人、コントラバス:笠原勝二)
ハルヴォルセン:ヴァイオリンとヴィオラのためのパッサカリア
(ヴァイオリン:大谷康子、ヴィオラ:青木篤子)
サラサーテ:ナヴァラ Op.33
(ヴァイオリン:大谷康子、田尻順)
グリーグ:組曲「ホルベアの時代」より前奏曲
芥川也寸志:弦楽のための三楽章より第1楽章
ドヴォルザーク:弦楽のためのセレナードより第1楽章
チャイコフスキー:弦楽のためのセレナードより第1楽章
アンコール モンティのチャルダッシュ

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