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2011/01/27

ヴィヴァルディとロッシーニが好きになった

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アントン・ヴィヴァルディ(1678-1741 イタリア・ヴェネチア生まれ)
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ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1968 イタリア・ペーザロ生まれ)


東響メンバーの弦楽アンサンブルのお正月松の内のコンサート(
で、イタリアの生んだ二人の作曲家 ヴィヴァルディとロッシーニの音楽を同じ演奏会で聴く機会がありました。
ヴィヴァルディは、「調和の霊感」(4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲と2つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲)
ロッシーニは、「チェロとコントラバスのための二重奏曲」でした。
生まれた年でいえば、ヴィヴァルディの方が、114年も年上です。
しかし、なにかとても引っかかる共通点のようなものがある気がしてきました。
ピュアで、どこまでも澄み切った秋の青空のような音、けれんみの全くない「憧れ」を音にしたような、短調のフレズでさえも、
気持ちが暗くなるということはなく、常に明るさがキープされ、夜のしじまの中での明かりのように、方向を示してくれる探照灯のような。

共通しているのは、音楽のもつ「思い切りのよさ」とでもいったらよいのか?この二人のイタリア人作曲家の作った音楽には、
いつも明るさがあって、さわやかそのものだが、それは、イタリア人のいつも明るい振る舞いと共通しているような。
イタリア語の先生に聞いたことがあります。「イタリア人だったいつも明るいわけではない。しかし、ほんのつかの間の
休憩時に、どこか明るいことをみつけて話した方がよいではないか?」 つまりは、あの明るさというのは、一種のホスピタリティでもあるらしいのです。

一方、ぼくはヴィヴァルディの音楽のどれほどを好んで聴いてきただろう?たぶん、有名な「和声と創意へののこころみ四季」に代表する
とてもライトな音楽としてしかとらえていなかったようで、それがまことにもったいないような気がしてきたのです。
さらに、ロッシーニは、レンブラント工房のように、多くのアシスタントを起用して、オペラを量産した。
しかし、あのわくわくどきどきする源である、ロッシーニクレッシェンドは、ロッシーニの真骨頂だ。
だんだんと大きくなっていく、一度にではなく徐々に徐々に音楽が盛り上がっていくときの独特の高揚は
ロッシーニならではです。

ヴィヴァルディにしても、ロッシーニにしても、聴き手として、もう少し聴き込んでいくことが必要なのでしょう。


アントニオ・ヴィヴァルディ(1678-1741)ヴェネチア出身でサンマルコ寺院のオーケストラ
の一員でもあり25歳からはピエタ慈善院付属音楽院の司祭もつとめている。
一方、ジョアキーノ・ロッシーニ(1792-1868)は、ペーザロの生まれで18歳でオペラ作曲家として
デビューし、44歳で音楽会を引退し、亡くなる76歳まで、32年間もボローニャやフィレンツェで、美食中心の隠遁生活を送った。

聴いた曲 
Italia
ヴィヴァルディ 協奏曲集調和の霊感 作品3 演奏 イタリア合奏団 
1988年6月27日、イタリア・コンタリーニ宮殿での録音
Photo

ロッシーニ:チェロとコントラバスのための二重奏曲
デュオ・ディ・バッソ


アントニオ・ヴィヴァルディのページ

ジョアキーノ・ロッシーニのページ

チェロとコントラバスのための二重奏曲_(ロッシーニ)

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